2012年3月31日土曜日

2012年3月の振り返り

3月も終わりましたので振り返りを。
3月も引き続き強い相場でしたね。


先日ブログに書いたとおり、3月はかなり動きました。
2月半ば以降、自分としてはかなり珍しく信用で買いに走ったので、
大分ポジションが膨らんでいた(5割増しにしただけですが)
ということもあり、ポジション調整のため売りまくりました。
詳細は先日書いたとおりです。
(あの後、札幌臨床検査センターも買い増しました。
結果、@492⇒540まで買値が上がりました。)


2012年3月のパフォーマンス
前月末比+15.72%
(日経平均:前月末比+3.71%)


利益の3割程度が信用分利益です。
持ち株で大きく上昇してくれたのは、
ワッツ、ゲンキー(全株売却済み)ですね。
その他も満遍なく上げられてしまいました。

自分が参考にしているブログのうちパフォーマンスを公表されてる方の中で、
自分より低いパフォーマンスの人は一人もいませんでした。。
皆さん、さすがですね。。。

自分は恐れをなしてしまいレバレッジもあまり効かせてないですし、
銘柄も地味なものばかりだったためダメダメでした。




ちなみに以前紹介した元カノファンドは+2.97%と振るわずでした。
浮気しなくて良かったです。





さて、現在11銘柄保有していますが、
2012年3月末時点での時価換算順に並べると、

ワッツ
札幌臨床検査センター
ヒト・コミュニケーションズ
メディサイエンスプラニング
ダイヨシトラスト
パラカ
サッポロドラッグストアー
フジ・コーポレーション
トータル・メディカルサービス
平安レイサービス
アイセイ薬局

となっております。
上位銘柄がかなり変わりました。

信用持分はゼロです。
キャッシュポジションはワッツより大きいです。




それにしても、割安な株は片っ端から上げられてしまいましたね。。
まだまだ今後追加投資をしていきたい自分としては、
正直「やめてくれ。。。」といった感じでした。

日経平均的にはせいぜい1万円を超えたくらいで、
地震発生前にはまだ届かず、昨年7月にもあった程度の上げなんですが、
自分が対象としているような割安株は集中的に上げられてしまい、
体感的には日経平均1万3000円くらいな感じです。

その結果、キャッシュポジションが多くなり、
銘柄も守りを意識した布陣になってきました。



さぁ来月はどうなるのか。

2012年3月27日火曜日

本日の売買

今日は会社を休んだので、ポジション調整を行いました。
かなり幅広く、大規模に売買しました。

●現物新規購入


【2786】サッポロドラッグストア
ゲンキーの代わりに購入。
平均2390ほど。

【3243】ダイヨシトラスト
これは数日かけてようやく欲しい量買えました。
平均@475くらいです。
自分がメインで使ってる口座(岡三オンライン)では
購入できなかったのですが、会社の持ち株を振り替えるために
無理矢理作らされた「野村ネット&コール」で購入できることに気付き、
ようやく買うことができました。


●現物売却

【2182】メディサイエンスプラニング
値上がりによりポジションが偏っていたので、
平均1610円くらいで一部売却。
@876での購入だったので、80%強の益。
ありがとうございました。

【2772】ゲンキー
大分上がった感があり、割安度が薄まったので全部売却。
平均2190弱。売却後3%ほど上げていました。。。
@1664での購入だったので、30%強の益。

【3163】トータルメディカルサービス
値上がりによりポジションが偏っていたので、
平均1590くらい?で一部売却。
現物分は@1316だったので、20%強。

【4290】プレステージインターナショナル
割安度が薄れてきたので全部売却。
平均880くらい。
@700だったので、25%強。

【9058】トランコム
一旦全部売却。決算が出たらまた購入を検討するかも。
平均1670円ちょい。
@1402だったので20%弱。

●信用現引き

【2735】ワッツ
3月頭に信用購入していた分を現引き。
これまでの金利等含めて平均@812

【3654】ヒトコミュニケーションズ
2月末に購入していた分を現引き。
これまでの金利等含めて平均@2278

●信返売
2月中旬に買っていた銘柄を全部売却。
トータルメディカルを含む。
トータルメディカルは現引きする予定だったが、
ポジションが偏ってきたため信用分は売却した。

また、信用購入分は遊びのつもりだったので銘柄を出していなかった
(他の方が本気で購入しているかもしれない株を「遊びで買った」
とは書けないため)のですが、今月のパフォーマンスは信用部分に
大きく影響を受けていること、また、ワッツとヒトコミュは
現引きしちゃったので、一応証拠画像を載せときます。
(遊び銘柄はマスキングしました)
できるだけバーチャと思われたくないので。。。


本日のポジション調整の結果、
信用持分はなくなりました。
また、キャッシュポジションも大分増えました。

新規の注文も結構出したのですが、
指値がきつかったのかサッポロドラッグしか引っかかりませんでした。
明日以降に期待です。
信用はしばらく持たない予定です。



それにしても、、
自分はデイトレーダーにはなれないなぁ、と実感しました。
ことごとく売れば上がり、買えば下がるって感じでした。

仕事をしながらのんびりと、ってのが自分には合っていそうです。


2012年3月25日日曜日

イケメンがやってきた

3月も終盤となりましたが、相変わらず相場は堅調ですね。

ウォッチリストに入れていた銘柄がことごとく買われてしまい、
追加資金を投入しても行き場に困ってしまうような感じです。

日経平均自体は、つまり大型株は伸びが鈍った感がありますが、
小型、割安、成長という条件を満たす株たちはまだまだ買われていますね。
これまで不人気だっただけに、圧力は強いです。

昨年末まではまさに「よりどりみどり」といった感じで、
買いたい株が溢れていました。

「もてない女子をたぶらかす、田舎の高校生」を演じることができ、
それは毎日楽しいものでした。

ところが、昨年12月後半辺りから、
海外からイケメン高校生が続々とこの高校にやってきてしまったのです。
彼らは精力増強剤をお父さんから注入されているので、かなり強力です。
さらに2月中旬には、日本のイケメンも性欲を煽られてしまいました。
そして今やこの田舎の高校には、海外、日本のイケメン達がひしめいており、
これまでののんびりした校風が変わりつつあるのです。

美人を狙っていくならまだしも、困ったことに今回転校してきたイケメン達は
これまでちょこちょこ転校してきた普通のイケメンとは違い、
ちょっとB専で、まさに私が次に狙っていた女子達を持ち帰ってしまうのです。

そしてさらには、「イケメン達に全部持っていかれる前に!」という機運が高まり、
これまで消極的だった地元の草食男子までがハンターへと変貌しつつあるのです。

「次の彼女候補達」が次々とイケメン高校生from大都会や元草食系に持っていかれ、
「●●、お前もか」というカエサルな毎日を過ごしています。



と、前回に引き続き気持ち悪い話ですみません。

少し真面目になって、私のウォッチリスト(23銘柄)のチェックをしてみました。
このウォッチリストは、2011年12月発売の四季報に基づいて作成されたものです。

このウォッチリストの銘柄が、昨年12月15日から今年の3月23日にかけ、
どれくらい騰がったかをしらべました。

結果、平均で27.92%上昇していました。
最小値でも+8.56%。
マイナスの銘柄はありません。

その間日経平均の上昇率は18.65%ですので、
dora特選割安株達は1.5倍騰がっています。

やはり、割安株には集中的に買いが集まっているようです。

では、この銘柄達はバブル的に「騰がりすぎ」なのでしょうか。

ちょっと調べてみました。

過去5年を振り返り、各年3月初値での実績PER推移をグラフにしました。


バーは標準偏差です。
また、EPSがマイナスでPERが出せなかったものは除きました。
(23銘柄中、過去5期でマイナスのEPSがあったのはメディサイエンスのみ。)
手計算で集計しているので、間違いが含まれている可能性はあります

(相変わらずセンスのないグラフですみません)
意外な結果でした。

もちろん、相当色々なバイアスが含まれていますよ。
なので、このグラフを以って、
「今は割安バブルではない」などと宣うつもりは毛頭ありません。

ただ、まぁ意外でした。

2012年3月での標準偏差がものすごい小さいのも少し面白いですね。

2012年3月20日火曜日

元カノが意外にきれいになっていた

先日PC内のファイルを整理していたところ、
懐かしいものが見つかりました。
元カノの写真です。

元カノはどちらかというと地味で保守的な女の子でした。
男にも全然もてない子でしたよ。

それが逆に結婚するには最適かもなぁ、と思い付き合っていたのですが、
物足りない部分もたくさんあったのです。

そんなとき(2010年12月頃)、
今付き合っている彼女と出会いました。

今付き合っている彼女は、いわゆる「今風」の子で、
元カノとは正反対の子です。

少し情緒不安定というか、感情的なところがあって、
「長く付き合うのは疲れるかもなぁ」と思ったのですが、
一緒にいると色々刺激的な人生が送れそうだったので、
元カノとは別れ(厳密には、少し同時進行していたのですが。。)、
今の彼女と付き合うことになったのです。

それっきり元カノの存在は忘れていたのですが、
久しぶりに写真を見て懐かしくなったので、
先日連絡を取り、約1年半ぶりに会ってみました。

久しぶりに会った元カノは、相変わらず地味な部分が大半だったのですが、
部分部分がとってもキレイになっていました。
総合的に見ると、今付き合ってる彼女に負けないくらいキレイになっていて、
一瞬目を疑いましたよ。。。。

今、浮気をしようか真剣に考えているところです。

もちろん、今の彼女のこともすごい好きです。
昨年は喧嘩も多かったけど、年末に仲直りして、
今年に入ってからはずっとラブラブなんです。

でも、久しぶりに元カノに会って、心がゆらいでいます。。。
別に一人の女性に縛られる必要はないと思うし。
少し考えてみようっと。

















っていう感じの出来事が株で起こりました。

先日PC内のファイルを整理していたところ、
懐かしいものが見つかりました。
2010年12月頃に購入を検討していた株の一覧です。

当時はデジタルアーツへの集中投資で利益を上げていたのですが、
少し考えを改め、新たな購入リストを作成したのです。

そのリストの銘柄は、今とは全く違う基準で選ばれています。
今はPER重視ですが、そのリストはPBRを重視して作成されています。

ただ、単に低PBRな銘柄を選んだわけではなく、
①BPSを食いつぶすほど業績が悪くないこと
②良質なBPSを有していること
を重視しました。

②は具体的には、下記のように判定しました。
現金同等物、土地、有価証券のみを資産として算定。
その「資産」から負債全部を引いた額が、
時価総額の2倍程度あること。

そんな感じで選ばれたのは、下記8銘柄。
【3766】システムズデザイン
【4464】ソフト99コーポレーション
【5918】瀧上工業
【5921】川岸工業
【6437】三條機械製作所
【6715】ナカヨ通信機
【7299】フジオーゼックス
【7885】タカノ

上記8銘柄を均等に2010年12月1日の終値で購入し、
保持し続けた場合のリターンを、
doraファンドおよび日経平均と比較してみました。
(上記8銘柄のファンドは「元カノファンド」と名付けます)

すると、、、


こんな感じで、doraファンドと大差ない成績でした。

doraファンドは、購入後ずっと株価を監視し、
決算等の内容次第では銘柄を入れ替え、
常に新しい銘柄を探し勉強し続けた結果です。

元カノファンドは購入後放置です。

それにも関わらず、ほぼ差のない結果とは。。。。

まぁ、元カノファンドは
【6437】三條機械製作所
のMBOの影響が大きいし、運が良かっただけかもしれないけど、
低PBR銘柄ならTOBやMBOの確率は高くなるから、
正当なリターンと言える気もする。

正直、計算する前は、
「日経平均にも勝てないだろう」
と思っていただけに驚きました。

という話でした。

実際は浮気することなく、今のスタイルで行くと思います。
ただ、こうやって昔の考えを振り返るってのもいいですね。

ちなみに、上記8銘柄のうち、
【4464】ソフト99コーポレーション
だけは当時購入しました。
若干のリターンはありましたが、
同時に購入した
【4809】パラカ
の力強さに感動したため、ソフト99は全部売却し、
今のスタイルへ移行しました。


みなさんも、元カノのこと、振り返ってみてはいかがですか?
新しい発見があるかもしれませんよ。

2012年3月17日土曜日

銘柄紹介part4:札幌臨床検査センター

さて、間が空きましたが
【9776】札幌臨床検査センターの紹介です。
企業名からは臨床検査の会社っぽいですが、
下記をご覧ください。


直近では営業利益ベースで臨床検査:調剤薬局≒1:10
と、実質調剤薬局銘柄といっても過言ではないでしょう。

さて、出店に対する姿勢はどんな感じでしょう。
いつもの表を載せます。


平均して年2店舗ってとこですね。
地道でいいですね。

出店はかなりゆっくりですが、業績はどうなのでしょう。


かなり順調に伸びてますね。
(ただし、前期のEPSは特別利益により底上げされているため、
今期は減益予想です。)

今株価は570円ですから、
指数的には相当安いですよね。
一応成長株なのに。。

2012年3月期も業績は順調で、
11月に上方修正した今期予想も3Qで達成しています。
調剤薬局事業だけでなく、臨床検査事業も好調のようです。

「季節的な要因」もあることから、
通期予想は11月に修正したものから変更なしだそうです。


続いて各種指標を見ていきましょう。
なお、株価等は2012年3月16日時点での情報です。

株価:570円
PER:4.86
PBR:0.47
ROE:10.70%
(Yahoo!ファイナンスより)

一株あたり純利益(前期):117.38円
一株あたり純利益(今期予想):90.68円
一株あたり純資産:1,147,78円
配当(前期):11円
配当(今期予想):10円


配当が低いですが、それ以外は相当割安ですね。
自分の持ち株の中では、この銘柄と【2344】平安レイサービスは
かなり安心して見ていられます。
(トータルメディカルは例の買収があってからは、少し安心感が低下しました)

現在@492円で保有しています。

2012年3月11日日曜日

東証IRフェスタ二日目

東証IRフェスタ二日目のメモ。

【全体的な感想】
土曜であったためか一日目より人が多かった気がする。
相変わらずお年寄りが多かったのは変わらないが。

【気になった企業】
以下、自分のためのメモです。

【3141】グローウェルHD
調剤&ドラッグ。
もともと気になっていた企業ではある。
かなり攻めの経営をしているイメージ。
割安ではあるし、一応検討候補。

お土産が凄まじく豪華だった。。

【4326】インテージ
市場リサーチ会社。
子会社にCROのアスクレップも。
今後は中国市場に力を入れていくとのこと。
個人的には中国への参入はマイナスポイント(不確定要素高いため)だが、
それ以外はいい感じ。
調査の必要あり。

【6630】ヤーマン
正直、これまでは「一発屋」、「うさんくさい」のイメージがなぜかあって、
まともに調べたことがなかった。
こういう先入観はよくないですね。。
全然一発屋ではないし。。。
反省です。
こちらについては海外市場への参入は大歓迎。
調査の必要あり。

【9729】トーカイ
病院関連サービス全般。
自分好みのかなり堅い経営。
調査の必要あり。
購入するにしてもタイミングをよく考える必要あり。


以上、本当に自分のためのメモでした。

2日間のフェスタ、すごい良かったです。
これまでスルーしてた企業についても知るきっかけができたし、
上場企業の社長、役員の生の声をこんなにたくさん聞ける機会は早々ないと思う。

お金を払ってでも参加したいイベントなのに、
逆に抱えきれないくらいのお土産も貰えてしまう。。
(抽選でQUOカード500円分2枚当たりました 笑)

充実した2日間でした。
次こういうのがあるのは8月31日、9月1日の日経IRフェアかな?
こっちも楽しみにしていようっと。

2012年3月9日金曜日

東証IRフェスタ一日目

本日は有給を使って東証フェスタに行ってきました。

ということで、感想などを。

【全体的な感想】
思ったより人がたくさんいて活況だったように感じた。
今年に入ってからは株価が堅調だったことも一つの要因かな。

また、平日ということもあってか、とにかくお年寄り比率が高かった。
これは良いことですね。
たくさん市場にお金を回してくださいな。

ただ、当たり前なんだけど、お年寄りは優良大企業の説明ばかり
聞いている印象が強かったですね。
(つまりお年寄りの市場参加は私が買っているような株にはあまり恩恵がないと。。)
自分が説明会を聞いた中では、ニチイ学館やココカラファインなんかは
お年寄り比率が高かったです。

【気になった企業】
以下、自分のためのメモです。

【3098】ココカラファイン
ドラッグストア大手、調剤中堅
すでに結構上がっていて、割安さは少し薄れている。
また、自分的にはtoo big to investな感じもする。
まぁ、安くなったら購入候補に入れてもいいかも。
色々面白い話を聞けた。

【8880】飯田産業
分譲戸建て。
もともとかなり割安ということもあり、興味はあった。
詳しく調べてみて、対象となりそうであれば購入を検討しよう。

【9206】スターフライヤー
指標上かなり割安。
ただ、この業界は今激動過ぎるから、ちょっと怖くて買えないかなぁ。
絡んでくる要素が多すぎる。
ただ、短期的な投資対象としてはいいかも。
認知度が低い割安銘柄だから、
今月の四季報で認知されて反応する可能性は十分ある。

【9792】ニチイ学館
業界の調査を始めよう。
介護も調剤薬局と同じく割安放置業界。
政策の影響が強いので、そこらへんも含めしっかり調べる必要あり。


ってなとこです。


まぁ何にせよ、日本にもある程度投資家がいることを実感できただけでも、
今日は意義のある一日でした。

自分の周りには株の話をする人間なんて一人もいないので、
「世の中にこんなに株に興味のある人がいるんだ!」と少しカルチャーショックでした。

(会社で「株をやってる」なんて言おうもんなら、「変な宗教にはまった」かのような目で見られ、
「儲かってる」なんて言おうもんなら、「変な宗教に勧誘しようとしている」といった感じに
警戒されてしまいますから。。。)

明日も丸一日行ってきます。




あ、ついったーでもつぶやきましたが、木曜に
イーピーミントを@1919で売却しました。
そもそも一単元しか購入できていなかったので、
わすかな金額のためにウォッチし続けるのもな、
と思って売っちゃいました。
1543で購入してたので、24%ほどの値上がりです。

2012年3月7日水曜日

分散or集中

現在自分は11銘柄保有しており、
投下資金の割には分散度合いが高い気がします。
なぜこのように分散させているか、
自分なりの考えを示します。

自分が分散投資をしている理由は2つあります。

①無知に対するリスクヘッジのため
バフェットは「分散投資は無知に対するリスクヘッジだ」と言っています。
これに対しては完全同意で、
投資先を十分理解できていれば
過度に分散させる必要はないと思っています。
(完全に理解していても災害等避けられないことはあるので、
2-3銘柄程度は持っていたほうが良いとは思うが。)

ただ、自分は十分な理解など全く出来ていないので、
そのリスクヘッジのために少し多めに分散させているのです。

②感情コントロールのため
これは今年になって学んだことです。
実は、①より②のが重要なのではないか、とも感じています。

以前自分の売却ルールを紹介しましたが、
1つの銘柄に大量に投資してしまうと、
どうしても感情がコントロールできず
ルールに従った取引きができなくなってしまうのです。

投資額が小さかった頃はそれほど気にならなかったのですが、
そこそこの大きさになってくると、
少し値が動いただけで月給に近い額が動くようになり、
感情がコントロールできなくなってしまいました。


少なくとも自分の中では、感情を左右するのは損失率ではなく
損失の絶対額であるようです。


感情がコントロールできなくなると、
ちょっと含み益が出ただけで利益確定してしまい、
一方損失が出た際には適切な損切りができなくなってしますのです。
(私は損が出たから売る、という意味での「損切り」はしませんが、
自分のストーリーが間違っていた際には損をしていても関係なく売ります。
このような損切りを自分の中で「適切な損切り」と呼んでいます。)

こうなると典型的な「損大利小」になってしまい、
「確実に損をする投資」になってしまうのです。


ということで、少々の値動きでは損失額が月給分にはならない程度に
分散をするよう取り決めたのです。

現在は「一つの銘柄に総資産の20%以上投資しない」を目安にしていますが、
総資産が大きくなればまた基準は変わってくると思います。

以上、私が分散投資をしている理由でした。

2012年3月4日日曜日

銘柄紹介part3:トータルメディカルサービス

ようやく銘柄紹介です。。
銘柄紹介第3弾は、【3163】トータルメディカルサービスです。
福岡地盤で調剤薬局を運営している会社です。



前回調剤薬局銘柄をいくつか紹介しましたが、
ここは攻め一辺倒ではないところに好感を持っています。


直近の業績は下記の通りです。

純利益の伸びもいいですが、純資産の伸びもすさまじいですね。


また、再掲となりますが、店舗数の推移を見てみましょう。


このように、非常に慎重な企業です。
ただ、2012年度はなんと2店舗も出店しているので
本気を出してきたのかもしれません。


という冗談は抜きにして、2012年度最大の出来事は下記でしょう。

株式会社メディックスジャパンホールディングスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

トータルメディカルサービスの時価総額は20億円ほどなのですが、
なんと25億円かけて買収を行ったのです。
しかも買収したのは調剤薬局会社ではなく、
医薬品卸売事業、病院内給食事業等を行う会社です。

「調剤薬局一本にだとリスキーだから、もう一本軸を用意してみた」
ってとこです。
(ちなみに、次回紹介予定の札幌臨床検査センターも、
その名のとおり臨床検査事業との2本軸です。)

さて、上記買収により、業績はどう変化するのでしょう。

被買収先の業績ですが、こんな感じです。


連結にフル寄与するのは来期からですが、
B/Sに関しては今期3Qから連結しているため内容を確認できます。
21億円ほど長期借入金が増加し、自己資本比率も24.0%と低下しました。

また、のれんが10億円ほど発生しているので、
5年で償却するとなると年2億円ほど。
被買収企業の業績が大きく変化しないとすると、
当面はトータルメディカルのEPSへの影響は軽微っぽいですね。

また、今期は3Q発表時に大幅な下方修正を行いました。
それに伴い一時的に株価を下げましたが、
先週末時点では下方修正前の株価に戻っています。
(私は下げに伴い当然買い増ししました。)

続いて各種指標を見ていきましょう。
なお、株価等は3月2日時点での情報です。

株価:1402円
PER:7.20
PBR:1.03
ROE:15.10%

一株あたり純利益(前期):194.08円(分割調整済み)
一株あたり純利益(今期予想):162.5円(下方修正済み)
一株あたり純資産:1,355.67円
配当(前期):50円(分割調整済み)
配当(今期予想):50円(利回り3.57%)
(データはいずれもmsnマネーより)

現在@1,311円で保有しています。

2012年3月1日木曜日

2012年2月の振り返り

次こそはトータルメディカルの紹介、と書きましたが、
2月が終わってしまったのでまずは振り返りを。。
(別に引き伸ばすほど大した紹介ではないんですが。。笑)

2月はものすごい大相場でしたね。
何を持っていても儲かったでしょう。

2月の売買ですが、
【9776】札幌臨床検査センター
を現物でちょいと買い増したのと、
【3163】トータルメディカルサービス
等を信用で購入したのみです。
(日銀の追加金融緩和発表に合わせて、
いくつか遊びで信用買いしてます。)

自分の持ち株では、
【2182】メディサイエンスプラニング
【4290】プレステージインターナショナル
【9776】札幌臨床検査センター
あたりが特によく騰がりました。

2012年2月パフォーマンス
前月末比+12.05%
(日経平均:前月末比+10.46%)

地味株ばかりなので先月のような相場ではベンチマークに勝てない、
と思っていたのですが、何とか勝てました。
トータルメディカルが決算発表後に大幅に下げたときに買い増しできたのも、
ギリギリ勝てた一つの要因でしょう。
(計算してみたところ、現物のみでの利回りは10.39%と微負けでした。)

まぁ何にせよ、2月の相場は異常ですよね。
もちろん持ち株のほとんどはまだPER10を大きく下回っているので、
バブルだとは全く思いませんが、ちょっと上げ方が急ですね。
こういう時期こそ慎重に売買を行いたいと思います。


さて、現在11銘柄保有(信用除く)していますが、
2012年2月末日時点での時価換算順に並べると

メディサイエンスプラニング
ゲンキー
トータル・メディカルサービス
トランコム
パラカ
プレステージ・インターナショナル
札幌臨床検査センター
フジ・コーポレーション
平安レイサービス
アイセイ薬局
イーピーミント
となっています。

なお、信用分は上記に含んでおりません。
トータルメディカルを信用で持っていますが、
これは今月には現引きする予定ですので、
今月にはトップは入れ替わるはずです。

次回こそは本当の本当にトータルメディカルの紹介です。






あ、治験ビジネス関連の話ですが、
日本CRO協会から2011年の年次報告が出ていました。
会員総売り上げは5%増とのことです。
順調と言っていいんでしょうね。